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PARC自由学校2012『どうする日本の食と農』


これから農と食の未来について学ぼうと思われる方にはお勧めの講座情報です。
よろしければ、興味ある方に転送ください。

実に豪華・最強の講師陣ですが、集客がまだまだ足りてないとの事です。

(重複失礼・転送歓迎)
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    JUGEMテーマ:農業・アグリビジネス  社会を知る学校

      『どうする日本の食と農』

    2012年5月〜11月  全12回/定員30名

    http://act.parc-jp.org/s/fs/society/2012-15.html

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東日本大震災にともなって起きた原発事故、そして多くの批判
や懸念をふりきって政府が突入しようとしているTPP交渉。日本
の食と農は、これまで以上に深刻な危機にさらされています。
この講座では、現在の切実な課題を正面から学び、第一線の当事
者や実践者からお話をうかがうとともに、試行錯誤の中から生み
出されている多くの創意にあふれた取り組みに出逢っていきます。
実はゆたかな農の世界にふれ、希望への道を切り拓いていきましょう。

 
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映画 未来の食卓


satoimoです。

オーガニック給食をテーマにした映画「未来の食卓」の試写会に行ってきました。

まさに子どもが変われば大人も社会も変わる!ということを実感した映画でした。
子どもの力、すなわち教育の力、おそるべし。

<あらすじと感想>
フランスの小さな村「バルジャック村」が学校給食をオーガニックにしようと立ち上がった。その様子を1年かけて追ったのがこの映画だ。
フランスが抱える食の問題をシンポジウムでデータを交え、次々と取り上げていく。フランスでは年間76,000tもの農薬(日本は単位面積あたりの農薬使用料で言えば韓国に次ぐ世界第2位。この観点からいうとフランスよりも多く農薬を使用している。)が使用されており自然環境や人体へ様々な影響を与えている。農薬被害による奇異な症状や異常ながん発生率が遺族や当事者の悲痛なコメントで綴られている。

防護服を着て農薬を散布する農民(映画サイトより)





その一方でオーガニック給食の導入をきっかけに変わりゆく村がリズミカルに描かれる。子ども、保護者、調理員、マーケット…
子どもたちはオーガニック給食や授業を通して、オーガニックの意味を学び、土に触れ、味わい、健康、環境、文化的価値をどんどん表現して行く。表現する相手は保護者であり、まちの人々だ。子どもたちの学芸会ではオーガニックに偏ったメッセージではなく、グローバル経済の中で生まれた様々なひずみを憂い、それにたちむかおうというようなとかなり勇ましい歌も披露される。
「今こそ立ち上がれ/木々を持て/民衆よ/明日に続く世界のために/誰かを責めても始まらない…」(鳥肌が立ちます)

また、村の集会では、村長がオーガニック給食について、住民と対話をする場面もある。

折々に、保護者の生のコメントも織り交ぜられ、興味深い。「全てオーガニックではないけれど、なるべくオーガニックを選ぶようになった。以前より無駄な買い物をしなくなった。」etc

マーケットも変化を見せた。村の自然食品店は以前よりも繁盛し、ファーマーズマーケットも登場した。そこで人々は地元産のものを試食し、生産者と会話を楽しむ。そして家族とともにその食材を楽しむのだ。

個人的に興味深かったのが、オーガニック給食を先導した市長が座長となって開かれた、農家の対話会である。オーガニック農家と慣行農法の農家、彼/彼女らが真っ向から主張を戦わせる。おそらく日本で同じ試みをしようと言ったらかなりの抵抗、「KYだね」的目線で実現は難しいだろう。
慣行農家は「オーガニックにできればしたいが、収量が落ちはしないか。それでは経営が成り立たない。」と主張する。オーガニック農家は、それを乗り越える発想の転換、技術について主張するが、議論は平行線のままに終わる。

この議論を超えるコメントになるかは分からないが、この映画の監督ジャン=ポール・ジョーはある新聞でこうコメントしている。
「最も重要なのは子どもたちの健康だ。(この映画が)学校給食をテーマにしているのもそのことを伝えたかったから。有機農業が誰にとって有利なのか、儲かるのかを考える前に、なぜ地球上で人類だけが自分の子どもたちに毒を与える動物なのかを考える必要がある」と。

ジャン=ポール・ジョー 監督






「未来の食卓」
未来を考えた食卓、未来に実現したい食卓、未来ならできるかもしれない食卓…
いろんな捉え方ができるが、きっと未来を担う子どもたちが歌うように、
「今こそ立ち上がれ/木々を持て/民衆よ/明日に続く世界のために/誰かを責めても始まらない…」Action NOW!なのだと思う。

感想はおしまい。

この映画は8月一般公開です。
詳しくはこちらへ


http://japan.unifrance.org/映画/29299/未来の食卓